桧の床板を貼っています。
これは1等材で節があります。
床板の突き付け部に木片が見えると思います。
ビスケットジョイントと言って楕円形をした薄い木片です。
長辺方向は実があるのでしっかりと突き付けることができ
ますが、短辺部は加工されていないことが多く床板の浮き
や床鳴りを防ぐために短辺部の両方の床板を固定するため
の部材です。
短辺部の実加工はエンドマッチ加工と言います。
ジョイントカッターという特殊な機械で床板の側面に薄い溝
を掘って差し込みます。
桧や杉、松といった天然の床板は乾燥させていますが反りなど
が出やすいのでこのような施工が必要になることがあります。
