建て替えのために解体した家から取り出した古材です。
新しく建てる家に使わせもらいます。
大黒柱は表面をスライスさせてもらいました。
それでも十分な大きさがあります。
上棟当日、古材の松の梁が収まったところです。
2階の床下地です。
ほとんどの会社は合板を使いますが、当社は今も杉板を
下地板に使っています。
この上に杉や桧の板を貼って仕上げます。
無事に組みあがったところ、1階から天井を見上げた写真です。
根太を使っています。
大黒柱も無事に納まりました。
天然乾燥させた吉野の杉と桧で組んでいるのでいい香りがします。
すべて大工さんの手刻みです。
3Dプリンターでも家が造れる時代がやってきそうですが、このような
家づくりはこれからどう変化していくのでしょうか。
伝統的な工法として生き残るでしょうか。
職人不足は致し方ありませんが、それでも大工になりたいという
若い人はいます。
機械による省力化も必要ですが、伝統的な技術や工法は残していくべき
ものでもあると思います。