今日は上棟でした。
天気も良く現場は順調に進んでいます。
御幣を準備して上棟式に伺います。
いつもは略式で
献饌の儀
四方祓いの儀
奉答の儀
撤饌の儀
で上棟式をさせてもらってました。
今回は上棟の祝詞を奏上させてもらおうと文面をよく読んで
みると
「打つ墨縄の違うことなく」
「釿(ノミ)の過つことなく」
といった具体的な大工さんの道具が記載されています。
また大工には「木匠(コダクミ)」というフリガナがふられています。
終りの方は
築立たる柱、取り挙げたる棟、桁、梁の狂い、動き、鳴る事無く
といった実際に起こりうることまで記載されています。
そして最後に
「千代、萬代までも守り幸はえ給え」と結ばれています。
上棟というのは木造軸組みの家を大工さんが造ることなんですね。
慣れない祝詞でしたが、何とか奏上させてもらいました。