住宅の構造に興味はありますか。

同じ住宅でも木造、プレハブ、ツーバイフォーがあります。

その中でも一番多いのが木造です。

木造すなわち木造軸組み工法は昔からある家の造り方です。

中でも古民家は伝統工法という造りで昭和25年に建築基準法が制定

されてからの家は在来工法となっています。

 

この同じ木造でも工務店によってバラツキがあります。

柱、土台は105ミリ(3寸5分)角か120ミリ(4寸)か。

集成材か無垢材か。

樹種は?(国産の杉、ヒノキまたは輸入材の赤松、ホワイトウッド、米桧)

金物工法(メタルジョイント)か軸組み工法か

などなど

 

工務店はどれを採用していても自分ところは使っている材料工法は

いいと言います。場合によっては他の工務店が使用しているものに

関しては悪く言うこともあります。

しかし、実際採用している理由はどうでしょうか。

営業トークは別として

特別な理由もなく昔からそうだから

安く手の入るから

施主受けしそうだから

扱いやすいから

といった理由で採用しているもしれません。

 

施主さんはいい家をできるだけ安く造りたいものです。

しかし、上記のような理由で採用しているとどうでしょうか。

やはり、何らかの理念や目的をもってそれだからこそこの材料を使って

このように造っているといったことは必要です。

当社では地元の木を天然乾燥させて大工さんが手刻みをして造っています。

少なからずも林業の活性化に貢献し、余計な燃料を使わずに、木材の組成

を損なうことなく、伝統的な技術を継承して家づくりをしています。