暑い日が続きますが、今日は雨もあって少し和らいでいます。
とはいえまだ8月を迎えたばかりですからまだまだこれからです。
今、私は自治会の役員をしてますが恒例の斑鳩神社の秋祭りは
去年に続いて取り止めになりそうです。
蒸し暑いと言えば、当社では杉や桧の床板に木製建具、壁・天井
は漆喰や和紙を使っていますが、新建材とクロスで仕上げた家と
は体感的にどんな違いがあるのでしょうか。
これは人それぞれの体感温度ですから一概には言えないでしょうね。
少なくとも湿気はたくさん吸ってくれているとは思いますが、同じ
人が住み比べるか、知り合いの対照的な仕上げの家にでも行かない
限り判りません。
以前、新築させてもらった方が同じ時期に新建材を多用する家を
新築された友人が「冬寒くて朝から家にいるのがつらい」といって
よく遊びに来られたそうです。
断熱性能も大事ですが仕上げによっても体感温度は変わるみたいです。
そういえば建具屋さんが値上げを通知してきました。
国産の杉や桧も値上がりしています。
写真は10年ほど前にリフォームさせてもらった家です。
写真だけ見るとリフォームも新築も変わりません。
ここ数年、10年ほど前からでしょうか、このようなフルリフォーム
リノベーションが施工されるようになりました。
このリノベーションという言葉もあまり使われなくなりました。
建て替えるよりはリフォームのほうが安く済むからですね。
中には、今の家を壊すはもったいない、という家もあります。
構造さえしっかりしていれば築年数が50年以上または100年近く経
っていてもリフォームはできます。
どう見ても解体したほうがいいのではというような家でもスケルトン、
骨組だけにしてリフォームしている例もあります。
その家に思い入れがあればそれもいいです。
リフォームは費用対効果が大事です。
あと何年住めるようにできるか。
最低限の性能(耐震や断熱)を持った家にできるか。
建て替えと比べてどれくらい施工費を抑えられるか。
中には建て替えができない家もあります。
新築の家を土地探しからしている人が時々来られます。
予算が厳しそうなときは中古住宅のリフォームをお勧めしますが、
中古住宅も色々ですから、購入はくれぐれも慎重に。