当社では収納や家具を造作することが多いです。
建具なども木製建具ですし床も杉や桧の板を使うので
これでバランスが取れています。
まわりが新建材で造られているところに造作の家具や
収納を造ると違和感があります。
こちらの洗面台もそうですが、メーカーの既製品でも
十分いいものがあります。
ボウルの形状や水栓金具なども汚れが付きにくく考え
られています。
それでもあの既製品が嫌いな人はいます。
こちらはトイレの手洗いです。
この手洗い鉢は定番のようになりました。
いつも、施主さんに信楽などで購入してきてもらいます。
それも家づくりの楽しさだと思っています。
出窓風にしてますが、正面は鏡で両サイドのサッシが付
いています。
トイレなので視線が気にならなくていいと思います。
造作は工夫すればいろんなものが造れます。
造り方によっては既製品よりもコストダウンすることもできます。
考えてみれば昔は単純に水栓金具とボウルまたはシンクやタイル
で造った流しなどを組み合わせて使ってました。
なのでよく似たものはあっても同じものはなかったと思います。
現代の造作もそれと同じようなものです。