足場が取れました。
よく見るとほぼ左右対称の家です。
化粧垂木仕上げの家です。
垂木と言って屋根の野地板を支えている木は下地材として
見えなくなる仕上げに対して垂木をみえる状態(現わし)
にして仕上げる方法です。
きれいなので個人的に好きな仕上げです。
デメリットは防火構造にできないことでしょうか。
それ故にこの仕上げは少なくなってきたのかもしれません。
化粧になっていると「メンテはどうするの」と思う人がいる
かもしれませんが、特別何もしません。
寺社や仏閣なども同じですが、煤払いのように箒などで埃
やクモの巣を取り払うくらいです。
直接雨はかからないのでかなり長持ちします。
ただ、この部分にいい材料(節のない垂木や軒裏の杉板)を
使うと高価なものになります。
真ん中の掃き出しサッシは両側に引き込むことができて、全開
することができます。
このサッシの内側には障子もつきます。
玄関収納です。
扉はまだですが、杉の建具が吊り込まれます。
もうすぐ完成です。