台所のリフォームです。
築100年位の家ですから、建築当初は土間だったところに
一度リフォームをして床を組んでありました。
床を解体してみると自然石の束石が使われていました。
かなり前にリフォームされたようです。
天井も解体したところ黒くすすけた小屋裏が現れました。
前のリフォームの時に梁を追加してあります。
おそらく柱を外したからでしょう。
新しい床組みです。
コンクリートの束石に鋼製束で大引を支えて根太を流した
ところです。
当社は今でもこの大引と根太で床組みをしていますが、剛床
といって大引を升目に組んで根太は使わずに合板で下地を作って
その上に仕上げのフロアーを貼るのが一般的になってきました。
そのほうが施工も早く、床の剛性も取れるメリットがありますが、
合板はあまり使わないようにしているので根太仕様にしています。
厚めの杉や桧の床板を直接根太に貼るか、化粧の板が薄い場合は
杉板を捨て張りして2重貼りにしています。
断熱材を施工したところです。
床下からの冷えは改善されると思います。