新築の家ですが、大工工事が終わって仕上げ工事の段階です。
こちらは玄関の土間でタイル工事の最中です。
タイル工事も昔はお風呂や台所にもタイルを貼りましたが、
今で浴室はユニット、台所はキッチンパネルが主流で玄関だけ
ということが増えました。
当社ではまだ洗面所や台所にタイルを貼ることがありますが、
割とこだわりのある方だけです。
こちらの家は大きな土間があります。
タイル屋さんもこれだけ貼るのは久しぶりだったようです。
タイル工事がすんでクロスのパテの段階です。
建具屋さんが建具を搬入してました。
すべて木製の造り付けです。
木製建具も上吊りにする仕様が多くなりました。
敷居は和室以外なくなりつつあります。
昔は出入り口と言えば必ず敷居があったものですが、
バリアフリーが当たり前です。
「敷居は踏んではいけない」という慣用語もなくなるのでは
ないでしょうか。
確かに掃除もしやすいですし、家がすっきりと仕上がります。
何より躓くことがありません。
和室の段差もなくなったころ、20年くらい前でしょうか、
和室は一段上がるもの、出るときは一段下がるものという動作
が染みついていたものですから、出入りのたびに足に違和感が
あったものです。
現代の人はそんな感覚はないでしょうね。