土曜・日曜と二日間リフォームの相談会をさせてもらい

ました。

私の自宅です。

何度かお伝えしていたつもりでしたが、ほかのお客様の

家だと思っておられた方もいました。

10年くらい前ではリフォームと言っても流し台や浴室と

いった設備機器の入れ替え、またはせいぜい一部屋か二部屋

をリフォームすることが多くて家一軒丸ごとのようなリフォーム

はあまりありませんでした。

リフォームの目的がだんだん変わってきたからでしょうか。

断熱はまだしも耐震となると部分的にはできません。

 

 

 

 

 

 

部分的にリフォームすると新しい木と古い木が入り混じって

きれいに仕上がらないことが多かったです。

自然の木を使うような家なら経年変化でだんだん馴染んできますが、

新建材をたくさん使う家でははっきりと古い新しいが入り混じります。

既製品は入れ替わりのサイクルが早いので数年たてば同じものはまず

ありません。

当社ではめったに新建材は使いませんが、床板も自然の木目を使った

ものまであります。

新建材がいいのだけれども自然な感じもいいという人が増えたからで

しょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

私の家もほぼ全面リフォームでした。

ここに掲載した写真はそれでも前の家にあったものを残したものです。

やはりどれも残そうと思ったものは新建材を使って造ったものではなく

自然の木を使った、大工さんが手間を掛けたところです。

和室などは代表的なものでこれは日本の文化でしょうか。

めったに使わない部屋にいい材料を使って大工さんが一番手間をかけて

造るという、若い人にとっては理解しがたい部屋です。

それでもこの和室という部屋はなくなりません。

座敷とまでは置かなくても茶の間といった畳の間はどの家にも一つや二つ

はあります。

私もこの部屋はめったに使いませんが、やっぱりあるといいものです。