伝統工法の家です。
先日、基本設計をしていただいた先生の竣工検査でした。
当社の設計の子も緊張気味です。
私もいろいろ気になるところはあったのですが、先生から
は合格点をいただくことができました。
建具が入るとずいぶんと印象が変わるものでやっと完成と
いう感じがします。
建具屋さんもかなり慎重だったようです。
リビングダイニングの収納もきれいに収まりました。
外部のウッドデッキですが、コンクリートの土間に
茶色のシミが流れています。
仕方ないことなのですが、先生も気になったようです。
耐久性を考えて階段材に栗の木を使ったのですが、その
アクが流れてコンクリートのアルカリと反応して茶色の
シミになっています。
以前に、土台に栗の木を使って(ずいぶん贅沢です)、
基礎のコンクリートにこのようなシミができたそうです。
いつまでも出るものではないので「経年で少しづつ薄く
なっていくでしょう」「しばらく様子を見てください」
ということになりました。
自然の素材ではよくあることです。
来週の週末、7月25・26日に完成の見学会をさせてい
ただきます。
今ではほとんど施工されなくなった伝統的な木組みの家です。
仕上だけでなく、構造も参考になる「木と漆喰の家」です。