伝統工法の家ですが、足場が取れました。
2階部分の漆喰の仕上げの間、羽目板は養生されていて
あまり見れなかったのですが、きれいに仕上がっています。
先日、結構な雨降りの中家の周りを見ていたのですが、軒の
出が長いので「意外と雨がかからないものだ」と思って見て
ました。
張ったばかりの杉板ですからきれいなのは当たり前ですが、
自然の木のことですから、経年変化で変色していきます。
それも味のうちと思って長い目で見てもらえればと思います。
室内では左官屋さんが漆喰などの仕上げをしています。
この天井は和紙を張っています。
変化を付けるために目透かし張りになっています。
丸太は前にあった家の古材です。
1階の天井はほぼすべて杉の羽目板仕上になっています。
伝統工法の構造も部分的に見てもらえます。
こちらは2階の天井です。
スノコになっているところは越屋根です。
外装も内装もほぼ木と漆喰と和紙で造られています。
造りやデザインも素晴らしいですが、何より住み心地
のいい家になったと思います。