仮設の足場が取れました。
外観はやっぱり足場が取れないとわかりません。
施主さんもやっと家全体を見回すことができます。
当社は屋根はガルバリウムを使うことが多いのですが、
ここは風致地区なので和瓦になっています。
奈良はそういった規制がある地域が多いです。
規制がなくても和瓦は根強い人気があります。
「やっぱり瓦でないと」という人は多いです。
昔からある材料で信頼性耐久性に優れています。
最近の軽い屋根材に比べると耐震の面でやや不利ですが、
それなりに構造計算すれば問題ありません。
瓦になると軒裏も化粧になることが多いです。
化粧垂木や軒裏の杉板はきれいです。
最近の家は外部は塗装することが多いですが、この家は
無塗装です。
着色したい人が増えたので無垢の木でも塗装することが
多くなりましたが、長い目で見るとしないほうがいいと
思います。
塗装は劣化するので何度も塗装することになります。
それで長持ちしてくれればいいのですが、あまり大差ない
ようです。
昔の家で木部に塗装などはありませんでした。
破風板などは手鉋がかかっていると、表面が平滑すぎて塗装
が載らないこともあります。
室内ではクロス屋さんが作業中です。
あとは建具の吊り込み、器具付け、美装、畳の敷き込みです。
2月の22日・23日・24日と見学会をさせてもらいます。
エアパス工法の家です。