LDKのリフォームですが、よくあることで隣の部屋と一体
にして広くしています。
当社では基本、壁は漆喰で仕上げること多いのですがクロス
を使うこともあります。
しかし、一般的なビニールクロスではなく紙系のクロスです。
あまり種類は豊富ではないですが、通気性があるので使っています。
しかしこの通気や透湿性のあるクロスというのはやっかいで、まず
職人さんにとっては施工が難しいです。
よく文句を言われます。
そして、下地が新しくないと後で不具合が出ます。
通気や透湿性があるので下地からのアクが浮き上がることがあります。
また洗面所などコーキング処理をするために養生のテープを貼ったり
するとれを剥がすとき一緒にはがれることがあります。
汚れがついても拭き取りにくいです。
自然に近い、体に優しいというものは大体扱いにくいものです。
漆喰や珪藻土のように高価ではなく、より自然に近いものではあります
が、デメリットもあります。
そのあたりを考慮して選んだ方がいいです。
もう12月です。
寒くなってきました。
しかし、何とか今日は天気も良く気温もさほど低くなさそうだった
ので滋賀県のマキノ高原にあるセコイア並木を見に行ってきました。
ここは2回目です。
見ごろは11月の下旬ですから、やや遅かったようです。
それでも、見事な黄金色です。
平日とはいえそこそこ人は来ています。
そしてあちこちでカメラを構えています。
「メタセコイア」ご存知だと思いますが、針葉樹なのに落葉します。
杉やヒノキといった針葉樹は年中青く落葉しない常緑樹です。
なぜか現地の説明ではヒノキ科と書いてあったのですが、調べてみる
とスギ科と書かれている文献もあります。
別名 アケボノ杉ですからスギ科が正しいのでは。
「メタ」というのは変異という意味らしく、「メタセコイア」は
「絶滅した後に発見された杉」と書かれています。
この並木道を散歩していたのですが、前から大型バイクに乗った人が
走ってきます。
「何かおかしい」と思いつつ、近づいてくるとなんとあの「プレデター」
ご存知ですか、あのマスクの形をしたヘルメットを被っています。
しかも、あの後ろに髪の毛を何本かに束ねたようなものまで付いています。
そこへ、上下黒い皮のライダースーツでしたから「一体何が走ってくるのか」
と思いました。
いきなり出くわしたらびっくりです。
あんなヘルメットがあるんでしょうか。
いろんな人がいるものです。