家の建て替えに際して、今まで住んでいた家のものを
再利用することが多くなりました。
構造材の梁などは古い家ほどいいものが使われていたり
しますから、再利用できることが多いです。
そして建て替えとなるような家は築50年くらいは経過し
ています。
そのころの家には必ずと言っていいほど和室があります。
そうなると残しておきたいのが欄間や地板、床柱です。
ところが、地板は良いものに見えても集成材ということが
多いです。
床柱は新しい家に使うには高さが足りないことが多いです。
そして写真の欄間です。
現代の家は本格的な和室を造ることが少なくなって再利用
するにはいいところが見当たりません。
こちらの家はリビングの横に茶の間があったので再利用させ
てもらいました。
洗面所ですが、ツーボウルの洗面が多くなったように思います。
家族みんなが同じ時間帯に使うので混雑しやすいところです。
それはトイレも同じですが、子供さんがいる家では朝はそれぞれ
早い者勝ちといった感じになります。
ツーボウルなら少し余裕があります。
既製品のツーボウルもあるのですが、なぜか造作する人が多いです。
好きな形のボウルや水栓を選べるからでしょうか。
こちらは庭ですが、敷地があってこそです。
しかし、敷地があっても植栽をする人は少なくなりました。
掃除や剪定が大変だからでしょうか。
もちろんこれだけ造るにはそれなりの費用も掛かります。
うまく植栽をすることで夏の日射を防いだり、適当な目隠し
にもなります。
また、夏の暑い日でも植栽の中を通った空気は気温が下がる
ので涼しい風を作り出してくれます。