リフォームで屋根の葺き替えをしています。
和瓦からガルバリウムへの葺き替えです。
和瓦はやはり施工費が高くかかります。
また、重さの点で屋根を少しでも軽くというのでガルバリウム
に変えることもあります。
屋根の仕事は養生が大変です。
瓦は葺き替えとなると下地の野地板がかなり老朽化している
ことがあります。
こちらの現場では大変ご迷惑をおかけしました。
既存の瓦を撤去する際に野地板が破れて下にある和室の天井を
破損しました。
それと突然の大雨による雨漏れです。
いくらシートで養生をしてもやはり大雨には対処できなかった
ようです。
シートが飛ばないように固定するには桟を釘で打ち付けて止める
ことになります。
ここからでも雨は侵入します。
また屋根が入り組んでいると一部に水が大量に流れることがあり
そこから侵入します。
何かいい方法はないものかと思います。
家具も置いてあったので、何とか工事保険で対処させてもらいます。
建設工事、土木工事は天候に左右される仕事が多いです。
基礎工事店、左官屋さん、外壁の塗装工事、これらの仕事は天候が
読めないと仕事ができません。
土間コンクリートの打設が終わったとたん雨に打たれるということ
もあります。
吹き付けや塗装の途中で雨に降られることもあります。
最初からやり直し、という痛い目にあっている業者さんはたくさん
います。
予報で今日は「雨」というのに降らなかったり、反対のこともあります。
しかし、天候だけはどうにもなりません。
仕事に限らず、旅行や運動会、ゴルフなどのレジャーも天候に左右され
るのですから、天気の合間を縫って進めるしかありません。
そういえば「雨男」といって何かにつけ雨が降る人がいますが、私も
その一人でした。
数年前は上棟や地鎮祭となると本当によく雨が降りました。
そのころ、ある地鎮祭で神主さんを迎えに行きました。
朝から雲行きが悪かったのですが、「私は地鎮祭によく雨が降るんです」
その神主さんが「私は風がよく吹くんですよ」と言われました。
案の定、その通りの地鎮祭になりました。
地鎮祭が終わって神主さんが「雨が降って地が固まり、風が吹いて新しい
気が流れ込みました。最良の地鎮祭でしたね」
何でも良いほうにとらえなければなりません。
最近はいい天気が続いています。