今リフォーム工事中の古民家です。

築70年くらいです。

天井を高くしていますが、ここはリビングダイニング

になります。

 

 

 

 

 

 

こちらは先日お引き渡しをした古民家です。

築80年くらいでしょうか。

多少の築年数の差はありますが使っている木材、特に梁など

は違います。

今工事中の古民家には太い丸太の梁などはほとんどありません。

お引き渡しをした家は黒く煤けた丸太の梁が際立っています。

 

同じ古民家と言っても地域やその家に住む人の職業で変わります。

こちらの家は同じく築80年の古民家です。

耐震補強をしています。

古民家というより町家という感じの家です。

造りは真壁づくりですが、太い構造材はありません。

今の家と比べても細いくらいです。

 

上記のように長持ちしている古民家はたくさんあります。

築100年くらいは普通にあります。

構造材が大きいというのは家が頑丈になり、少しくらい腐朽

しても大丈夫です。

しかし、構造材の大きさに関係なく長持ちしています。

やっぱり真壁という造りがかなり寄与しているようです。

柱や梁が適度な環境にあれば木自体の寿命は数百年ですから、

傷むことなく家は持ち続けるようです。

古民家に住んでみたいという人はいますが、同じ古民家でも

これくらいの違いがあります。

古民家と言えば太くて黒い梁があるとは限りません。