新築の家ですが、2階の天井下地の写真です。
断熱材は屋根の面に施工しているので、室内の空間は
目いっぱい使うことができます。
真束と言われる胸を支える柱がずいぶん長いのはロフト
を造るためです。
ロフトは居室扱いではないので天井の高さに制限があります。
ですから、生活空間としては使いづらいものでほとんど物置
部屋として作ります。
ロフトも子供さんにとっては面白い空間のようで遊び場になって
いることもあります。
10年くらい以前のことですが、ご主人が寝室にするといって造
られたことがあるのですが、夏は暑くて眠れなかったそうです。
それはそうです。
いくら断熱材が入っていてもこれだけ屋根に近いと断熱しきれる
ものではありません。
相当な暑さの断熱材を設置すれば別ですが。
その後、また同じようなことを考えている方がおられて前回の経験
をお話したのですが、今回はそこに窓を設けました。
そしたら快適なんだそうです。
地上では無風のようでも、2階の屋根くらいの高さではけっこう風が
吹いています。
この高さになると遮るものが廻りにないからだと思います。
その風のおかげのようです。