「おさがり」というのがあります。
私などは男ばかりの3人兄弟でしたから、この「おさがり」
はたくさん経験させてもらいました。
たまには新しいものが欲しいと思ってましたが、確かにまだ
使えるものを捨てるのはもったいないです。
今、10代から20代の若者のあいだでこの「おさがり」が
流行っているそうです。
息子さんや娘さんが自ら父や母に服の「おさがり」を求める
そうです。
ジャケットやブラウス、ズボンなどです。
これは90年代のブームのようで当時脚光を浴びたブランドの
ブームが再燃しているそうです。
おさがりの服だと誰ともかぶらない、一点物だからでしょう。
服の「おさがり」があるくらいですから、家の「おさがり」が
あってもいいように思うのですが、どうでしょうか。
古民家が流行っているのはひょっとすると「おさがり」の一種
なのかもしれません。
両親が住まなくなった家を自分好みに改修して住んでみるのも
いいと思いますが。