平成7年から始まった「今年の漢字」はこれまでに
23個選ばれています。
今年の漢字が決まる前に今までの漢字を見ていて「災」
という漢字が目につきました。
平成16年に選ばれています。
新潟中越地震や1年で10個の台風が上陸した年です。
同じ漢字が選ばれることもあるということなのでひょっ
としたら思ってましたが「災」になりました。
身近なところで地震や台風の直撃があったのでこの漢字
が目についたのですが、応募も多かったようです。
来年はもっといい漢字が選ばれることを祈りたいところ
ですが、来年は己亥(つちのとい)といって60年に一度
巡ってくる年なんですが、60年前というと伊勢湾台風が
訪れています。
いやな予感がしますが、心配ごとの90%は起こらないとも
言います。
地震にしても台風にしても起きるか起きないか、来るか来な
いかを心配してもしょうがありません。
しかし、備えあれば憂いなしですからできる準備はしておいた
方がいいとは思います。
ここ数年、気象も荒っぽくなってきています。
ゲリラ豪雨や酷暑、その上地震と日本は災害の多い国です。
安心して暮らすにはそれなりに頑丈な家が必要です。
またライフラインもそうです。
災害の多い地域はその度に復旧しますから災害に強くなります。
住民の意識も高く、対処の仕方も心得ています。
しかし、ここ奈良は南部は別にしても災害が少ないです。
その点で災害に弱い地域のように感じます。
先般の大阪での地震や台風の直撃では被害に遭われた方には
お見舞い申し上げますが、奈良県内に限っていえばそれほど
大きな被害は出ていません。
それでも、復旧にはかなりの時間がかかりました。
というか、申し訳ありませんがまだ年内に片付いていないところ
もあります。
大阪での被害が多くてこちらまで手が回らないというのもあります
が、大きな震災が起きたらどうなる事かと思います。
数年前に比べて絶対的な工事力がかなり減っているのを感じます。
災害が起きないに越したことはないのですが、もし起きても大きな
被害にならない物づくりをしていかなければなりません。