「すごい無意識」という本の中にこんな一節があるそうです。
日経新聞が出しているマーケティング専門誌によるアンケートです。
「今、何に興味関心がありますか」
を低所得者、中所得者、高所得者(表現がやや露骨ですが)それぞれ
に聞いたところ
低所得者の関心があるのは 消費税問題と年金問題 すなわち身近な
お金のことに関心がありました。
中所得者になると
消費税や年金に加えて企業の不祥事、政府の問題が上位3位を占めました。
高所得者になると
政治や企業の不祥事に関心のある人はわずか3%位で、彼らの興味、関心は
1位 健康づくり 2位 旅行 3位 孫と遊ぶこと
というきわめて個人的なことでした。
おもしろい結果ですね。
そして時代の常識は圧倒的多数の人たちの意見となります。
すなわち中所得者の意見が常識となります。
低所得者や中所得者は社会や政府への不満や批判が目立ちます。
マスコミもそれをあおるような記事を書きます。
これではあまりいい循環は生まれません。
所得に関係なく、せめて精神的には豊かでありたいですね。
その方が楽しいはずです。