リフォームや新築で今まで使っていた建具を使うことが
あります。
上の写真はリフォームです。
築年数も80年くらいだったと思います。
古民家ですから、昔の建具もよく似合います。
前に相談した工務店では、昔の建具を使うとかえって高く
なると言われたそうですが、そんなことはありません。
建具代はかからないので安くなります。
こちらは、建て替えで新築させてもらったのですが、何本か
の建具を再利用させてもらいました。
昔の建具は高さが低いので調整(継ぎ足して高くする)しな
いと使えないことがありますが、この障子はそのまま使っています。
片引きのサッシの内側についていますが、障子の高さは調整しないで
サッシの方の高さを低くしています。
リフォームの現場です。
内法(うちのり)といって床から鴨居までの高さを2m
の統一しているので建具を継ぎ足して高くしています。
古い建具は好き嫌いがありますが、職人の手造り感や
無垢の木で造られている良さがあります。
デザインもよく考えられています。
今造るとかなり高価になるような建具もたくさんあります。
30年や40年経過した建具は普通にあります。
新建材の建具ではとてもそんな寿命はありません。