大工さんが数寄屋門の造作をしてしています。

造作材に鉋（カンナ）をかけているところです。

今では、機械が発達していろんな加工ができる機械

がありますが、基本電動の機械は繊維を引きちぎって

しまいます。

ところが鉋は繊維をきれいに切断してくれます。

写真ではわかりませんが、鉋をかけるとその部分が光ります。

機械で仕上げた木の表面はきれいに見えても光はしません。

また、不思議なことに鉋をかけた木の表面に水を垂らすと

水をはじきます。

やっぱり昔からある大工さんの道具というのは素晴らしいです。