「寒暖差疲労」というのをご存知ですか。
10月に入ってからというもの、雨が多く秋晴れは少ないですが、
朝夕めっきり冷え込むようになりました。
天気のいい翌日の朝は放射冷却でかなり冷え込むことがあります。
かと思うと昼間の天気がいいと暑いくらいになります。
この日ごとの寒暖差が激しいときは体が気温差に対応しようとして
エネルギーを消耗し疲労が蓄積される状態になります。
これが寒暖差疲労です。
身体の冷えや肩こり、食欲不振、めまい、だるさ、頭痛などを引き起こします。
「気象病」といわれるそうです。
雨が降りそうになると頭痛がするとか、古傷が痛むといったことがありますが、
体感した人にしかわかりにくいもので「気のせいじゃないか」とも思われがちです。
私も若いころは、そういった症状はあまり真に受けなかったものですが、
年とともに分かるようになりました。
なんにしろ、この時期は風邪も引きやすいです。
秋といえば心地よい時です。
短いだけに(ここ数年特に感じますが)今のうちに満喫しておきましょう。
忙しい、忙しいと言っていると紅葉も気がつかないうちに終わってしまいます。
一昨日は古民家の鑑定に行ってきました。
板金がかぶせてありましたが、茅葺の家でした。
岐阜の白川郷のような小屋裏でした。
よくこんな組み方を考え付いたものです。
家本体の構造、梁や桁とは緊結されていません。
屋根の揺れなどが伝わると家自体の構造に負荷がかかるので
乗っかっているだけです。