改修予定のある蔵の調査に行ってきました。
その中にこのような籠が置いてありました。
それほど大きなものではありません。
どこかで展示されていたのでしょうか、説明の札が付いています。
「花嫁籠」のようです。
それによると、幕末頃に使われたもので、江戸中ごろまでは馬での
嫁入りが普通でしたが、江戸中期以降は籠や輿が使われたそうです。
子供さんしか乗れそうにない小さな籠なのですが、当時の女性は
140cmくらいの体格であったためこれで充分だったようです。
当時の女性はずいぶん小柄だったんですね。
男性でもさほど大きくなかったのかもしれません。