ウッドデッキです。
今も人気があります。
庭が広いとさらにいいですが、敷地によっては制限があります。
ウッドデッキはいいものですが、メンテが必要です。
木製で雨にぬれるところに造りますから当然ですが、塗装などの
メンテをしないと長持ちしてくれません。
長持ちさせるためには、庇を長くとって雨がかりを少なくする。
なるべく雨に強い材種を選定する。
防腐塗装を行う。
などがあります。
庇の長さは計画時に決めておく必要があります。
あまり深くとると建築面積に含まれます。(1mを超える部分)
材種としては、日本の木では桧やサワラがあります。
栗がいいですが、これだけ使うには高価すぎます。
輸入材ではセランガンバツやイぺといった対候性のある樹種があります。
これなら塗装の必要もありません。
ただ、表面がざらついているので好き嫌いがあります。
防腐塗装としては一般的にはキシラデコール、そのほかリボスなど外部用
の塗装剤があります。
私の経験では柿渋が結構長持ちするようですが、塗装するというよりも布
で刷りこむようにした方がいいです。
写真のデッキはウッドロングエコという防腐剤にどぶ漬けしたもので、材種
はヒノキです。
ウッドデッキには庭木の葉などがよく落ちてたまることがありますが、こまめ
に掃除をした方がいいです。
雨が降るとそこに水分が保持されます。