昨日は新築の家の竣工、御引渡しでした。
いつも御引渡しは打ち合わせを始めて1年くらい後になっています。
御引渡しでは、梅干しと八角形の鏡をお渡ししています。
鏡は奥さんがいつも元気でいることが家庭では大事という意味で
お渡ししています。
また、八角形という形にも意味があります。
施主さんにとって御引渡しはどんな気持ちなのでしょう。
これから始まる新しい生活に対する夢が広がっているのでしょうか。
施工者側にしてみれば、数あるハウスメーカーや工務店の中から選
んでいただいたということと完成までお付き合いしてくださったこと
に対する感謝です。
家づくりといっても、ときどき耳にするのが何から始めていいのか見当が
つかないということです。
私からすれば、ハウスメーカーの展示場や見学会に行ってみる、数ある雑誌
の中から候補を選んで資料を請求する、またはHPを調べてみるといったこ
とが思いつきますが、そう簡単でもなさそうです。
工務店(施工店)ではなく、設計士さんに頼むという方法もあります。
私が思う住宅営業というとある程度の知識を備えた営業マンや経験豊富な人
がするものというイメージがあります。
何しろ高額なものですから。
しかし、ときどき本当にのその家のことを知っているのかという人が営業して
いることもあります。
コミュニケーションさえ取れれば商品さえしっかりしていれば(性能などのデ
ータさえあれば)売れるものなのかもしれませんが、ついこの間まで専業主婦
だったといった人までが営業をするというのはどこか違うような気がします。
話がしやすければ、気持ちさえわかってもらえれば、それでいいというのも
わからないことはありませんが、家というのはもっと奥が深いものだと思い
ます。
押し付けになってもいけませんが、ある程度の経験と知識を踏まえたアドバ
イスができてこその営業だと思います。