もうすぐ完成の家です。
今左官屋さんが壁の漆喰の作業をしています。
外部では大工さんがウッドデッキの施工をしています。
当社では新建材をなるべく使わない家づくりをしています。
いまでは自然素材系の家づくりは一般的になって、床材や壁
の扱いもいろんな情報があってほとんどの方は対処の仕方も
理解していると思います。
自然素材の床板は、水分を含めば膨らみ、吐き出せば縮みます。
同じ自然素材の床板でも楢などの広葉樹は硬くて縮みも少ない
ですが、その分調湿作用も少なく触れば冷たく感じます。
「調湿性があり、縮みがなく、暖かく、汚れない建材はこの世
に存在しません。美人で、背が高く、頭がよくて、謙虚で、心
がやさしい、そんな女性が日本に一人もいないのと同じです。」
とある建築家の方が述べています。
メンテナンスですが、
イグサ表、藁床の畳の場合、やや滑りやすいです。
そして和紙表の畳と違って日に焼けます。そして色むらがあります。
また、藁床はダニが発生しやすいです。
人に優しければ虫にも優しいです。
保健所によると500W以上の掃除機で1週間に1回「部屋面積㎡」
分間掃除をすればダニの被害は少なくなるとのことです。
6畳(約12㎡)なら12分間の掃除です。
床の塗装ですが、当社では自然素材系のオイルを進めていますが、
エゴマ油でもいいようです。
建具の手あか防止にも使えるとのことです。
漆喰の壁、まずは消しゴム、落ちない場合は200番くらいのサンドペーパー
しみ込んだ汚れはハイターやカビキラーがいいです。
もともと白いものですから、それを漂泊するだけです。
外部の木部、スギ板や柱が黒ずんでくることがあります。
OBの方でそれに困っておられたところ、ある方の家がきれいなので
「どうしているのか」と聞いたところ高圧洗浄だそうです。
気がつかずに済みませんでした。
今施工中のこの家の模型です。
設計の子が作りました。
施主さんにとっては実際にイメージしてもらうにはいいものです。
今月、9月23日・24日に完成の見学会をさせてもらいます。
家族4人が住まわれる平屋のお家です。