リフォームの現場ですが、こちらの家は重量鉄骨造です。
家といっても構造は色々あります。
一番多いのは木造軸組み工法。昔から日本にある構造です。
そのほかにプレハブといわれる軽量鉄骨の家。
ハウスメーカーに多いです。
ツーバイフォー 枠組み壁工法といわれるカナダから輸入さ
れた工法です。一部のメーカーも採用しています。
鉄筋コンクリート造。
住宅には少ない工法ですが、耐震性に優れています。
木造軸組み工法はリフォームもしやすく施工性に富んでいますが、
軽量鉄骨系ツーバイフォーは間取りの変更になるとかなり制限
されます。
ツーバイフォーは取れない壁があります。
軽量鉄骨も基本柱やブレスなどは触ることができません。
重量鉄骨、コンクリート造も同じですが、こちらは頑丈です。
柱やブレス、梁や壁さえ触らなければどんなリフォームも可能です。
どんな間取りにしようと構造自体は頑丈なうえに支える柱の数も少
なく大梁間の空間を作ることも可能です。
マンションなどコンクリート造のリフォームを得意にしている工務店
がありますが、構造耐力を気にする必要がないので仕事が楽だという
話を聞いたことがあります。
木造軸組みは間取りの変更も自由度が高いのですが、柱を取ったり壁
を抜いたりした場合、構造を計算し直す必要があります。
