家を作るにあたって、一番悩むのが「どこで建ててもらうか」です。
「総合住宅展示場来場者アンケート2017調査報告」によると昨年は
34歳以下の若年層の来場が最も多かったそうです。
当社では、若年層の方はめっきり減りましたが。
計画が白紙の段階でも6割以上の人が2か所以上の展示場を訪れています。
そして、計画が実現の段階になると6割の方が3か所以上の展示場を訪問
しています。
その中の7割は展示場に10回以上通っています。
私は、当社で契約してくれた方にどれくらいの工務店を回られたか、と
いったことはあまり聞いたことはないのですが、あるときたまたまその
ような話になって伺ったところ「10社くらいの工務店を回っていた」と
聞きました。
今リフォームの打ち合わせをさせてもらっている方も、5~6社の工務店
さんの名前が上がります。
正直、私は一般的に2~3社くらいだと思ってました。
打ち合わせするだけでも大変ですし、どんな打ち合わせをしたかわからなく
なるのではと思うのですが、大きなお金が動きますし、おそらく一生に一度
のことですからそんなものかもしれません。
業者の数は人口1000人に対して1社あるといわれます。
一方、一つの展示場に出展している業者は10社前後です。
出展するだけの経費を払える会社(ハウスメーカー)だけです。
見学者には一切請求しませんが、契約してもらった人に負担してもらっています。
業者の中には、受注した工事のすべてを業者に丸投げして施工には一切かかわら
ないところもあるようです。
反対に大工工事はすべて自社の社員大工でこなすというところもあります。
ほとんどは、一人親方といわれる大工さんと協力業者で施工していると思います。
いずれにしても責任の所在が明確な業者が安心です。
そして、自分の現場に直接関わるのはどんな職人さんかというところも関心を
持ったほうがいいです。