本棚の造作に使う板材です。
杉の板ですが、1等材と言って節ありの板と小節といって
ほとんど節のない板を使います。
本棚や収納。テーブルなどはよく造作しますが、板の種類で
悩みます。
木の種類、杉、ヒノキといった針葉樹、桜、ケヤキ、クリ、
トチの木といった広葉樹。
同じスギやヒノキでも節があるかないか、また幅が広くなると
断面の大きな木が必要になるので狭い板材をはぎ合わせて作っ
た板材などがあります。
どれを使っても仕上がりが変わります。
材料費との相談になることが多いです。
針葉樹より広葉樹の方が高価ですし、同じ針葉樹でも節はない方
が高価になります。
そして、はぎ合わせると加工費がかかります。
テーブルなどは、実際に板材を見に行ってもらうことが多いですが
住宅設備のショールームと同じで見ればいいものがほしくなります。
当然見た目の好みで選ぶことになりますが、機能的にはどれを選ん
でも支障はないです。
ただ、木の固さには差があって広葉樹の方が固いですから、使い道
を考えて選びましょう。