和風建築によくある2階の東側の落ち屋根部分の納戸です。
家全体の耐震補強をしていますが、外壁に手を加えると
施工費が嵩むので室内側から補強させてもらいます。
部屋内から虞犯で壁量を確保しています。
床を貼っていますが、合板は下の梁に固定した後復旧したものです。
合板の上から石膏ボードを貼ってクロスの下地にします。
床の仕上げにフロアー、壁にクロスを貼って完了です。
元の真壁から大壁に変わってしまいますが、使い勝手は
変わりません。正確には部屋が数㎝小さくなりますが。
耐震補強や断熱改修などリフォームにもいろいろありますが、
便利で安心して暮らせる家であると同時にせっかくお金を
かけたのですから、長持ちして欲しいものです。
昔の家づくりの考えは、孫の代までを考えて造られていました。
それだけに高価ではあったと思います。
しかし、息子や孫の代では家を修繕またはリフォームするだけで
生活していけるようにという考えでしたから、現代のようにどの
世代も新築するよりは家にかける費用が少なく済みます。