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長期優良住宅は、所定の手続きで認定を受ける必要があります。

耐震性や温熱等級などの技術的審査を住宅性能評価機関に申請し、

適合証を発行してもらってから認定を受けることになります。

それゆえに数週間から1ヶ月の期間が余分にかかります。

また、そのための認定の手数料(5から6万)の費用が掛かります。

今は、ほとんどの工務店が長期に対応してくれると思いますが、

中には長期優良住宅について詳しくない会社や担当者もいて非積極

的な態度をとるところもあるようです。

 

長期優良住宅に基準を合わせると建築コストは高くなります。

デメリットと言えばデメリットですが、仕様を良くすればコストが

上がるのは当然のことです。

しかし、長期優良住宅にすると建築費が・・割アップするとかいう話

も聞きますが、何と比べてのアップかわかりません。

もともと水準の低い住宅を対象にしているのかもしれません。

標準でも長期の仕様をクリアしている項目があるはずですから、それ

ほどコストが上がることはないはずです。

一番問題なのが、長期優良住宅の技術的審査は書類審査だけで施工中や

完成後の検査は行われていません。悪くとれば、認定を受けていても欠陥

住宅が建つ可能性もあるということです。

施工会社がどれだけきっちりと施工管理、品質管理をするかが重要です。