当社は長期優良住宅を標準にしています。
耐震等級2以上
壁量、壁の配置、床倍率、横架材、基礎それぞれに規定があります。
当社が加盟しているブランド化住宅では等級3を確保する必要があります。
等級3を確保することで100万円の補助金の対象になります。
省エネルギー対策等級4
Q値 熱損失係数
室内と室外の温度差が1℃の時に家全体から逃げる熱量を床面積で割った値
小さいほどいいのですが、奈良は地域区分でいうとⅣ地域なので2.7以下
となります。
μ値 夏季日射取得係数
こちらも小さいほど日射が入りづらくなって冷房効率が上がります。
外壁の通気や、防湿層を設けるなど結露対策も含まれます。
維持管理対策等級3
主に設備配管など構造躯体に影響を与えることなく維持管理を行うことできること
給排水の基礎貫通部の鞘管などがこれに該当します。
劣化対策等級3
数世代にわたって住宅の構造躯体が使用できること
床下及び小屋裏の点検口設置
床下空間に330ミリ以上の空間を確保すること(地面の湿気から
構造材を守るため)
上記以外に75㎡以上の住居面積が必要になります。
維持保全管理
・構造耐力上必要な部分
・水の侵入を防止する部分
・給水・排水の設備
について、点検の時期・内容を定めて少なくとも10年ごとに
点検を実施すること
といった内容が定められています。
バリアフリー性や可変性は戸建て住宅への適用はありません。