河川の多いところでときどき見かける個人の人が使う
水路の上にかかったコンクリートの橋です。
橋の下をのぞいてみると木製の橋が残っています。
昔は木製で、痛んできたのでその上にコンクリートの橋を載せたようです。
木はすでに腐りかけています。
クラックが目立ってきて不安なので補強してほしいという依頼でしたが、
「どうしたものか」と協力業者の基礎専門の方に相談したところ
このような仕事はときどきあるようです。
既存の橋の下を補強します。
はその下に鉄筋を配置し、型枠を組んで橋の下を囲います。
どうやってコンクリートを流すかというと、写真でわかるように
コア抜きと言って既存の橋に丸い穴をあけてそこからコンクリートを
流し込みます。
コンクリートが固まれば型枠を外して完了です。
既存の橋を壊さずに補強できてよかったです。