高槻市にある本澄寺という寺です。
調べてみると日蓮宗のお寺で1471開創ということになっています。
このように屋根が反り返った本堂はよく見かけますが、
小屋裏がどのように組んであるかはめったに見ることはありません。
夕方になってから撮影したので真っ暗ですが、棟の部分が大きく
なってます。
実は昨日、この中に入らせてもらいました。
人があの頂上を歩けるようになっています。
本堂から小屋裏にかけて階段を作り補強を加え、昔のままの棟瓦
を一部残して廊下のようにしています。
屋根裏は直径60センチから80センチくらいの大きな丸太が数本
かかっていています。
反り返った屋根は、ほぼ直線の丸太を段階的に勾配を変えながら
造られています。
よくこれでバランスが取れているなと感心します。
こちらは大阪府の古民家再生協会さんが手掛けたもので来月こちらを
交流会の場として使わせていただきます。
めったに見ることができない構造です。