今日、相談を受けて伺った家です。
大阪の豊中ですが、こんな家があります。
外壁に杉皮を貼った町屋です。
この杉皮も手に入りにくくなったようで、補修に苦労すると
いわれてました。
鳥がついばんで取っていくそうです。
巣をつくるためでしょう。
窓手摺と言っていいのでしょうか。
杉?板と細竹を交互に敷き並べて手摺には桑の木でしょうか、
どれも細く、薄い木を使って造られています。
繊細な造作ですが、こうゆう物を外部に作る習慣があったの
ですね。
補修をお願いされたのですが、大工さん手間取りそうです。
下はこのようになってます。
変木を使って腕木としています。
家全体が繊細なつくりで築年数も経過しています。
阪神の震災時は「何が起こったのか」というくらい
揺れたそうですが、無事だったようです。
柔軟に揺れることでかえって良かったのかもしれません。