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「不当要求防止責任者講習」を受けてきました。

今日は建設業関係の人たちが対象でした。

建設業は暴力団の資金源の対象になりやすいからです。

暴力団の現状や対処法などを講習してくれます。

県警が主催しています。

 

もう20年以上も前のことですが、以前勤めていた会社が大阪にあった

のですが、こちらの事務所には定期的にやってきました。

3人でやってきて、一人は見張り役、一人は脅し役、一人は宥め役

といった感じで個人のお金を徴収していきます。

気の強い人は脅されても払いません。

しかし、一度払うとその人を目当てに何度でも来ます。

私はこれに当たったことはありませんが、一度物を買わされたことが

あります。

最初は何のことかわからなかったのですが、「物を売りつけるタイプ

もいる」と先輩から聞いていたのでわかりました。

現場では、お払いのようなまねごとをして少額を要求されることもあっ

たようです。

どれも資金集めというより個人の小遣い稼ぎだったのでしょう。

 

いずれにしても構成員の数は一時期に比べるとかなり減少してきています。

しかし、それなりに多様化、不透明化してきていてわかりにくくもなってき

ているそうです。

資料の中には、全国の指定暴力団の名前や構成員の数も掲載されています。

やはり一番大きいのは、神戸のY組で構成員の数もダントツに多いです。

昨年分裂したようですが、それだけに何が起こるかわからないとのことです。

 

奈良にも団体は、元あった組が分裂して7団体ほどあり構成員は160名くらい

ということでした。(やや数字はあやふやです)

しかも、分裂したY組の両方に分かれているのでもめごとが起きやすい状態だ

そうです。

巻き添えはごめんですね。

実際自分の身に降りかからないとわからないことですが、とにかく何かあった

時は、一人で抱え込まずまわりや警察に相談することです。