解体工事 皆さんも時々見かける工事です。
住宅から大きなビルまで老朽化すれば解体することになります。
「空き家対策特別措置法」では「特定空家等」に指定されると
解体という措置を講じるよう催促される可能性も出てきました。
こちらは、中古の家を購入された方が建て替えのために解体を
されました。
解体という工事は気を使います。
近隣からのクレームが発生しやすい工事だからです。
どうしても音と振動と埃を伴います。
他の構造物を痛めてしまう可能性もあります。
お隣の方が、「解体に伴う振動で壁にひびが入った」
とか「家の屋根が埃だらけだ すぐに来い」といったクレーム
の経験があります。
個人で直接解体工事を依頼する人もいますが、なるべくなら
工務店など管理してくれるところを通した方が無難です。
以前、何も知らずに直接解体工事を依頼された方がおられました。
(そんなことができるとは思ってませんでしたが、依頼することが
できます。知り合いが解体工事をしているのならわかりますが)
直接依頼すると、窓口が施主さん自身になります。
いい業者さんが事無く仕事をしてくれれば、何の問題もないのですが、
クレームの発生しやすい工事だけに問題が起きるとクレームの窓口に
なってしまいます。
また、後から入る業者さんも同じような目で見られることになります。
何事も最初が肝心です。
ここで問題を起こすと最後まで尾を引きます。
今日、無事に解体工事が終了しました。
クレームらしきこともなく一安心です。
我慢してくれている人もいるかと思いますが、ご協力ありがとうございました。