大工さんの仕事がもうすぐ終わります。
レーザーを使って墨出しをしています。
便利な機械です。
スイッチを入れるだけで水平のライン、垂直のラインが光で
示されます。
昔は、下げ振りという重りの先がとがった器具を使って垂直
を確認していました。
今は、ほとんどの大工さんがこの機械を使っているので
おそらく家の精度も上がっていることでしょう。
このレーザーは、床のレベル(傾き)も調べることができます。
特に、「中古の家を購入したので見てほしい」といったときは
この機械を使って床レベルや柱の垂直を調べます。
人の感覚ではわかりにくい傾きなどもはっきりします。
中古住宅で多いのは、床の傾きです。
許容できる範囲を超えていることが時々あります。
いま、リフォームを検討される家といえばだいたい築年数30
年位です。
この当時は地盤調査はあまり行われていなかったのが原因です。
最近、某メーカーがデータの改ざんをして問題になっていますが、
瑕疵担保保証が義務付けられてからは地盤の調査と改良は義務付
けられ地盤の不同沈下はほぼありません。