階段の形にもいろいろあります。
写真のような180度回る廻り階段。
階段室をコンパクトに作れて坪数の少ない家にはよく
使われます。
ただ、回り部分を6段とるか4段にするかで、上り下り
の楽さ加減が変わります。
踊り場(平らな面)にすることもあります。
直階段です。
シンプルですが、滑ったりしたとき怖いという人もいます。
昔はこの形が多かったと思います。
荷物の上げ下ろしは楽です。
新築して引越しとなった時など大きなものでも運び込めます。
90度曲りの階段です。
どれも1階と2階の間取りからこのような形になっています。
どの位置にどんなタイプの階段を設けるかで、導線や移動
距離が変わります。
2階に部屋数があるときは、なるべく中央に上がるように
した方が部屋が有効に使えます。
1階における階段の位置も、有名な建築家の家を見ると
ほとんどが家の中心にあります。
それがいいというわけではないですが、多分その方が有効
に使えるのでしょう。
階段自体もいろんなデザインのものがあります。
それだけにリビングなど目立つところに設置してもいいものです。
昔の家はほとんどが家の端の方にあったと思います。
家自体が大きくて、2階はあまり活用されなかったからでしょう。