昔からある和室の続き間です。
襖や障子で仕切られた和室二間で、建具を開放すれば
広間として使えます。
このような続き間は、冠婚葬祭などを自宅でする風習
のある地域では必ずと言っていいほどありました。
実は、私の自宅にもあります。
リビングとの間の建具を外せば、三間続きにもなります。
しかし、最近は地域の施設を利用する人がほとんどで、
このような続き間は少なくなりました。
何より、そのような大きな部屋を取るだけの余裕がありません。
しかし、和室と洋室を続かせるのも続き間です。
建具を開け放てば広い空間が生まれますし、使い分けも簡単で
便利です。
リビングと和室を続き間にすれば多人数での利用もできますし、
いざというときは建具で仕切れば個室が確保できます。
あるホームページで拝見しましたが、吹抜けも考えようによっては
縦の続き間といった記事が掲載されていました。
リビングに吹抜けを設けるプランが最近よく採用されますが、
上下の階が空間的に結ばれることで、風通しの良い明るい住まい
が生まれるからです。