雨漏れやシロアリの被害を受けて傷んだ床をやり替えます。
床組を撤去しました。
床下の空間がない部分は土台も傷んでいます。
土台は取替です。
防湿シートとワイヤーメッシュを敷き詰めます。
土間コンクリートを打ちました。
乾燥後、新しい床を組みます。
土台と大引、根太を施工しました。
床束は鋼製束に取り換えています。
新しい床を施工後、防蟻の処理をしたところです。
シロアリ処理剤はエコボロンというホウ酸系の薬剤です。
一般的なシロアリ処理剤に比べて人体への影響は少ないと
いわれます。
ただし、シロアリ被害にあった部分はすべて取り換えて
おくことが必要です。シロアリを予防することはできても
既に繁殖しているシロアリを退治することはできないようです。
確認できない部分は、従来の薬剤で処理をしています。
シロアリの被害は全国的にも減ってきていると聞きますが、
最近、よく相談を受けます。
ほとんどが、築50年以上は経過している建物ですが、一様に床下
の換気が不十分(換気口がない、または少ない)床下の空間が狭い
(木材が地面に近い)何度か浸水したことがあるといった条件の家です。
当てはまりそうな家に住んでいる場合は、畳を上げるか床下をのぞいて
確認しておきましょう。
被害が大きくなってからでは改修の費用も高額になります。