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家づくりを考えるとき「吹抜け」というのはどう思いますか。

以前の家は、玄関を入るとその上が吹抜けになっていることが

多かったです。私の家もそうなっています。

 

お客さんが来たとき豪華に見えるからでしょうか。

今は、リビングに設けることが多くなりました。

これも一長一短あります。

 

敷地が限られているので、吹抜けはもったいないという人もいます。

また、1階の物音が2階に響くという理由で、却下する人もいます。

冷暖房が効きにくいからという人もいます。

一方、吹抜けは開放感があります。

また、窓の取方により冬の日差しを部屋の奥まで取り込むことが

できます。また、冷暖房も家自体の高断熱化は進んでいるので

階段室と吹抜けをうまく使うことで空気を循環させることができます。

音に関しても、家族の気配を感じられると思えばかえって聞こえた方

がいいと思います。

家族がお互い気を使わなくても済むようにと考えるより共同生活です

から、お互い気を使って生活するのは当たり前だと思います。

子供さんも社会に出ればいやでも共同生活をすることになります。

 

昔の家は、襖や障子で仕切られていることが多く、音は筒抜けでした。

誰かが休んでいれば、話し声も小さくし、テレビの音も小さくして

生活していたものです。それが家族だったように思います。