こちらは最近完成した宇治の家です。
オーディオルームの天井に古材をそのまま使わせてもらいました。
表面を削って仕上げることも提案しましたが、施主さんの希望で
そのまま使っています。古材と言っても材料が豊富にあるわけでは
ないので、バランスを考えて使う必要があります。
あまり大量に使うと重苦しくなったり、雰囲気が暗くなったりします。
古材は人気があるといわれますが、このような材料はやはり自然の物
やアンティークなものが好きな人でないと採用されません。
ただ興味本位で使われても古材ですから、欠損部分もあれば、虫食い
部分もあります。そのあたりを理解して採用してください。