昭和40年の初め、日本の家庭に電気炊飯器が普及し終えたころ
学校や病院の給食の需要を見越して業務用炊飯器の開発に着手
して試作品を完成させました。
技術者たちは、勇んで試作品を重役会に持ち込みましたが、反応
はいま一つだったそうです。
やがて昼食の時間になって試作品で炊いたご飯が試食のために添え
られました。そのご飯をおかわりしたのが松下幸之助だったそうです。
技術者たちは「胸がいっぱいになった」そうです。
人を生かす経営の一端ですね。
これからは顧客満足から従業員満足へとステップを上げていかないと
会社も発展していかなくなりそうです。
「PHP経営支援メールニュース」からの抜粋です。