足場が取れました。
時折見かける外観ですが当社にしてみると珍しいです。
片流れで軒の出がありません。
軒の出がないので外壁は金属サイディングを使っています。
雨水がそのまま外壁を流れ落ちても支障がないようです。
当社は標準的には軒の出を90㎝とるようにしています。
直射日光を遮る、外壁への雨がかりをできるだけ少なく
することで長持ちさせるという昔ながらの考えに基づいて
施工しています。
自社・仏閣・五重塔なども技術的なものは中国から伝わった
とされていますが、軒の出は小さかったそうです。
ところが日本は雨が多いという理由で独自に軒の出を大きく
してできたものが今の寺社・仏閣と言われます。
しかし、雨に強い外壁が開発されや防水処理も進んで必ずしも
軒を大きくしなくても問題が起きないようになってきている
ようです。
外観のデザインを優先する人もいます。
多種多様な家があってもいいというのが現代の人の考えです。