古民家の再生です。

煙で燻されて黒くなった壁や柱は古民家特有です。

そのまま、真壁のまま壁を塗り替える方法もありますが

ほとんどは大壁にして隠してしまいます。

その方が仕事が簡単という理由もあります。

 

 

 

 

 

 

こちらは今新築中の家ですが古民家の土壁と違って

壁の中は断熱材です。

12㎝の柱間に9㎝の断熱材です。

現代ではこれくらいの断熱材が普通になっています。

 

 

 

 

 

 

古民家の再生では断熱材はグラスウールを使うことが多いです。

柱間隔が現代の家のように規則正しくなっていないことがあります。

モジュールが違います。

現代はでは910ミリ(3尺)が多くメーカーさんでは1000ミリ

(メーターモジュール)がよく使われますが、古民家では985,

975、995など同じ家でも場所によって違うこともあります。

土壁のある古民家では理想は外断熱だと思いますが家が大きいだけに

施工費もかなり高額になります。