平屋の家です。

天井の羽目板貼りをしています。

天井の仕上げも時代によって流行もあり変わってきています。

建材やジプトーンばかり貼っていた時代もあり、その後クロス

が普及し始めるとクロスを貼った平らな天井が大半でした。

中には豪華な装飾を施した折り上げ天井もありましたが、

あれはさすがになくなりました。

当社は壁と天井で仕上げが変わるので廻り縁を付ける施工が

多いですが、壁も天井もクロスなら廻り縁を失くして仕上げて

いるところもあります。

その方がすっきりと部屋が広く感じるというメリットがあります。

 

 

 

 

 

 

最近は変化のある天井が好まれるようで部分的に板張りにする

ことが多くなりました。

化粧梁や束も表しにします。

化粧梁も流行りのようです。

古民家の影響かもしれませんが、数年前から梁を見せる家が多

くなっています。

見せるなら無垢材をと思うのですがこれは集成材でもいいみたいです。

無垢であろうが集成材であろうが木には変わりないということです。

確かに壁は家具や装飾品、電化製品などで隠れることが多いですが、

天井は隠れることはまずありません。

ですから天井は意外と大事なところですね。

あとは天井の高さです。

2m50センチが一番一般的ですが、高いほどいいと考えている人もいます。

低く造ると損をしたように感じるのでしょうか。

高くてクレームになることはなくても低いとクレームになることがあります。

高いと解放感があるように思いますがあまりメリットはありません。

部屋の容積が増えれば空調も効きにくくなり照明も離れれば暗くなります。

2階建になれば階段の段数も増えることになるでしょう。