こちらは平屋の家です。

新築工事中ですが新築需要は減っています。

当社もリフォーム工事のほうが売り上げは伸びています。

新しく家を建てるよりは中古住宅、古民家などを購入して

改修したほうが費用を抑えることができるというのが理由

でしょう。

一方、建物の大きさもあると思います。

新たに家を建てるとなると予算的にも限られて家の坪数も

小さくなりがちですが、中古住宅にはほどほどの大きさの

家がたくさんあります。

2023年度の新設住宅の平均床面積は114㎡、戸建て分譲と

なると101㎡となっていますが、1990年代では130㎡以上

が当たり前で1996年では141㎡でした。

40坪くらいは普通だったんですね。

少子化の影響もあり大きな家はいらないという人も多くなり

ました。

そこへ単身世帯もあります。

平屋の家に人気がありますが、これも家族形態が少数化して

いるからという理由もあるでしょう。

当社が今の家づくりを始めたころ、15年ほど前は施主さんは

ご夫婦二人と子供さんが二人の四人が一般的というか多かった

です。

標準間取りもその人数を前提にした間取りが多かったですね。

ところが今は様変わりしています。

子供さんは一人かまだおられないか、さらには男性または女性が

御一人ということもあります。

家の形態自体が変わりつつあるのかもしれません。